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柔軟性を向上させるために必要なことは何?

健康情報

2020/1/9

今回は、筋肉の柔軟性向上において何が大切なことか解説致します。
そもそも身体の柔軟性が低下する主な原因は運動量の減少にあります。仕事や家事に忙しくなると、走る、跳ぶ、投げるといった大きな動作をともなう運動が減り、生活に必要な動作ばかりを繰り返すようになります。そうすると体力が落ちて休日も家で過ごす時間が増え、活動量もどんどん低下します。動かすことで血流が良くなり柔軟性を保っていた筋肉はいつの間にかに衰え、毛細血管が減り血流が届かないため、硬く縮む一方になります。逆に使いすぎも、硬くなる要因の一つです。筋肉は縮むことで力を発揮するため、歩いたり姿勢を維持したりするだけでも収縮します。そのため長時間、同じ姿勢でのデスクワークやテレビ鑑賞などを繰り返すと、姿勢を維持するために働く筋肉に負荷が集中します。そして、その積み重ねによって硬くなっていくのです。硬く収縮した部位を動かして効率よく伸ばせば、身体は柔らかくなります。
そこで柔軟性を向上させるうえで必要なことがストレッチです。ストレッチにも、実はさまざまな種類がありますが、今回取り上げるのは静的ストレッチです。反動を使わずゆっくり関節を動かしながら、目的の筋肉を伸ばすストレッチです。目安としては20~30秒で呼吸を止めずに、痛気持ちいところまで伸ばすことがポイントです。また柔軟性を向上させるためには毎日継続して静的ストレッチを行うことが必要です。ストレッチをかける際には、ご自身の体重を利用したり、ツールを用いる場合があります。ツールを用いると効率よく筋肉を伸ばすことができます。ストレッチバンドやバランスボール等のツールもうまく活用してみてください!
皆様の身体は人それぞれ違います。例えば、人によっては3つの筋肉のストレッチだけでいい方もいらっしゃいましたら8つの筋肉のストレッチが必要となる方もいます。人それぞれ筋肉も違えば生活習慣も違います。優先順位の高い筋肉から柔軟性を向上させていき、日常生活時にかかる負担を減らす努力をしてみてください!初めは1つの筋肉からでもいいです。両足であれば1分で終わります。そして気がついたらストレッチが毎日のルーティンの一部になっていますことを期待します。ぜひ挑戦してみてください!

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